1975年に創業したアメリカの旅行用品メーカー。スティーブ・ベーカーと妻のノナが、ロッククライミングのメッカ「南カリフォルニアのアイデルワイルド」で、登山用具の製造販売を始めたことが前身。
クライマーの要望に応えた「登山用パック」が好評であったため、ベーカー夫妻は社名を「Eagle Creek」と改め、パック製造を中心とした事業展開を進めていく。現在では、彼らの強みである「登山用パック」のほか、ポーチ、ネックピロー(首枕)、アイマスク(就寝用)といったトラベルアイテムも手掛けるに至っています。
イーグルクリーク製のスーツケース(キャリーバッグ)は、よく作り込まれたモデルが多い印象です。下記でも紹介していますが、組み立て式のキャリーバッグなんて中々お目に掛かれないですし、ヘルメットを取り付けられる外部フックや、取り外し可能な小型バックパック付きのモデルなどもあります。製作者の細かな気配りやアイデアが感じ取れますね。
イーグルクリークでは「トラベルギア(travel gear)」という単語がよく使われますが、旅行用品とかそういったニュアンスで捉えればいいのでしょうかね。あまり見慣れない言葉でしたので。
ECリンクシステム
ブランド | イーグルクリーク |
---|---|
会社 | Eagle Creek |
国 | アメリカ |
創業 | 1975年 |
タイプ | ![]() |
予算目安 | 46,000円 |
イーグルクリーク製スーツケースの特徴や、選び方のポイントなどについて。
軽量でコンパクトかつ大容量なモデルが人気のイーグルクリーク。その中でも「ORVトランク36」はサイズ91x41x39.5(㎝)、容量約143(ℓ)と圧倒的な収納力を誇るキャリーバッグです。クライマーから絶大な信頼を得ているメーカーだけあって耐久性にも優れ、素材にはバイテックアーマーやバリスティックナイロンを用いるなどイーグルクリーク商品の中で最も耐久性に優れた仕様となっています。
「ORVトランク36」の紹介をもうひとつ。フロント部分には上下2つの収納スペースがあります。それぞれ本体と独立して収納することができるスペースで、特に下段には汚れてしまったブーツ等を収納するのに適しています。メインスペース(本体)と区分けされており、汚れが本体部分にまで及ばない構造になっています。
「ECリンクシステム」シリーズは、組み立てて使用する珍しいキャリーバッグ。はじめは「需要あるのかな?」とも思いましたが、意外にスーツケースって場所を取るしオフシーズンは邪魔なんですよね(笑)。「ECリンクシステム」はコンパクトに折り畳める設計になっており、旅行で使用しない時には折り畳んでかなり小さくすることができます。2周りほど小さくなるので、収納スペースの少ないアパート住まいの方などには重宝します。
また、「引いて運ぶ」だけでなく、「手に持つ」、「肩に掛ける」、「背負う」ができるマルチウェイ仕様になっています。
※「ECリンクシステム」シリーズは、現在は取り扱っていないようです。
イーグルクリークのスーツケースは、ソフトタイプのみになります。ソフトタイプでは、過酷な旅をサポートしてくれそうな勇ましい名称の「ギアウォーリアー」、圧倒的収納力を誇る「ORVトランク36」が人気です。