1975年、アメリカ人のチャーリー・クリフォードによって設立された鞄メーカー。社名「トゥミ」の由来は、南米の青年平和部隊のボランティア活動に参加した同氏が、ペルーの偶像「トゥミ」にちなんで名づけたとされます。
1983年には強化繊維「バリスティックナイロン」を用いたトラベルバッグを販売。さらには、オリジナル素材の「FXTバリスティックナイロン」を開発して耐摩耗性を高めることに成功。以降、「FXTバリスティックナイロン」は同ブランドの代表的な素材となっています。
構造や素材研究に熱心なブランドで、先述のFXTバリスティックナイロンのほか、ハンドルの防護性を高めたX-Brace45、一定以上の荷重がかかると引き手部分のみ外れるよう設計されたオメガジッパーシステムなど、125を超える特許を取得しています。
海外出張で世界を飛び回るビジネスマン向けの製品が多く、アダルトな色調の落ち着いたスーツケースに出会えます。
ブランド | トゥミ |
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会社 | TUMI |
国 | アメリカ |
創業・設立 | 1975年 |
タイプ | |
予算目安 | 190,000円 |
トゥミ製スーツケースの特徴や、選び方のポイントなどについて。
バリスティックナイロンといえば、米軍の防弾チョッキに使用されたことで有名な強化繊維です。「FXTバリスティックナイロン」は、超高密度ナイロンに特殊なコーティングと撥水加工を施したトゥミオリジナルのもので、耐久性に優れた強靭な素材になります。このほか、トゥミは125を超える特許を取得しているほど、研究熱心で情熱を持ったブランドです。
トゥミのスーツケースは落ち着いたデザインの製品が多く、世界を飛び回るビジネスマンのようなスタイリッシュなイメージを感じさせてくれます。ブラック、グレー、ブルー、ブラウンといったアダルトな色調の製品が多いので、海外出張の多い男性が購入したり、男性へのプレゼントに選ぶと喜んでくれると思います。ビジネスバッグや財布といったアイテムも取り揃えているので、そちらをチェックしてみるのもいいですね。
トゥミ製スーツケースは結構価格にバラつきがあるのでピンキリですが、安いのもでも5万円、最高級モデルでは40万円を超えるものもあるので驚きです。40万を超えるモデルについては、「一体何にコスト掛けたらそこまで行くんだよ(笑)」と突っ込んでしまいたくなるのが庶民派の私ですが、下賤な書き込みが増えそうなのでここら辺で。10~15万前後で購入できるモデルも結構あるので、トゥミ製品が初めての方はそちらを試してみるのが良いと思います。
トゥミの正規販売店または正規代理店にて購入した場合、製造上の欠陥や不具合について5年間の製品保証を受けることができます(自然な劣化や摩耗は除く)。さらに購入後の1年間であれば、航空会社の運搬中に起こった破損についても無償修理の対象となるサービスも付いています。
トゥミのスーツケースには、ハードタイプとソフトタイプがあります。ハードタイプでは、洗練された流線形デザインの「19 DEGREE シリーズ」が人気です。ソフトタイプでは、同ブランドの代表素材「FXTバリスティックナイロン」を用いた「ALPHA3シリーズ」が人気です。