100年以上の歴史を誇るイギリスの老舗メーカーブランド。創業は1914年とスーツケース業界では古く、長い歴史を持っている鞄メーカーです。創業当初は、海外渡航者のための革製ワードローブトランクや車に取り付けるモータートランクを製造していました。現在では主軸とするスーツケース製造販売のほかに、ビジネスバック、バックパック、メッセンジャーバックといった鞄製品も手掛けています。
「アントラー(antler)」は英語で鹿の角を意味する言葉で、同社のロゴデザインにも鹿の角をモチーフとしたイラストを見ることができます。Jリーグの鹿島アントラーズも鹿がモチーフですね。
アントラーのスーツケースは「軽い」のが第一印象です。製品やテーマによって軽量性を重視していないモデルもありますが、総じて軽い印象です。価格も3~4万円以内に抑えた製品が多いので購入しやすいと思います。
ブランド | アントラー |
---|---|
会社 | Antler Ltd |
国 | イギリス |
創業・設立 | 1914年 |
タイプ | |
予算目安 | 33,000円 |
アントラー製スーツケースの特徴や、選び方のポイントなどについて。
アントラーのスーツケースは軽量なモデルが多い印象です。ハードタイプでは「アトラス(Atlas)」というモデルが人気で、軽量性を重視した作りになっています。ボディ素材にはポリカーボネート(合成樹脂)を使用し、軽量性と耐久性の両方を実現。内装もシンプルにすることで軽量性をアップさせています。スーツケース選びに「軽さ」を最重要視されている方は必見です。(アトラスは現在取り扱っていないようです)
アントラーのもう一つの特徴として、ボディ部の凹凸デザインが豊富に用意されている点が挙げられます。カメの甲羅やハチの巣を連想させる六角形デザインが特徴的な「アトム(Atom)」、メタリックで色彩豊かな「プリズム(Prism)」など、デザイン性豊かなモデルが多く用意されています。落ち着きのあるアダルトな外観デザインの製品が多いので、若者のはしゃいだ感じが嫌いという方にはオススメです。
アントラー製スーツケースはオフィシャルサイトでも購入できますが、英語がベースとなっているため製品選びや支払手続きに不便さも感じます。日本では老舗スーツケースメーカーの「サンコー鞄株式会社」が代理店契約をしていましたが、同社は2022年11月に廃業され、おそらく代理店契約も終了していると思われます。(現在は日本の代理店なし?)
現時点で楽天では出回っておらず、アマゾンもほぼ取り扱いなし。本製品は、英語ベースの公式サイト経由で購入する形になると思います。
アントラーのスーツケースにはハードタイプ、ソフトタイプがあります。ハードタイプでは「アトラス(Atlas)」が日本でも人気でしたが、現在では取り扱っていないようです。