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2025/02/02 更新

ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)~ライナー(LINER)が有名な吉田ブランド

株式会社吉田の自社ブランド。ミリタリー要素を取り入れた「ライナー(LINER)」が有名。ポーターと並ぶほどの人気を誇り、その人気は一時期ポーターを凌ぐほどに。
目次
  • ラゲッジレーベルについて
  • ラゲッジレーベル製リュック・バッグの特徴
  • ラゲッジレーベルの売れ筋・人気モデル
  • ラゲッジレーベルのスーツケース・キャリーバッグ(現在は非生産?)
  • ポイントまとめ

ラゲッジレーベルについて

「オリジナリティとベーシックの融合」をコンセプトに、1984年に発表されたブランド。一時期、同自社ブランド「ポーター」を凌ぐほどの人気を誇るブランドにまで成長。

ミリタリー要素を取り入れた「ライナー(LINER)」をはじめ、「ゾーン(ZONE)」など様々なシリーズを輩出。特にライナーシリーズは根強い人気を誇り、特徴的な赤タグは「赤バッテン」と呼ばれ親しまれています。1986年には派生シリーズ「ニューライナー(NEW LINER)」も発表。こちらのタグは青を基調としており、通称「青バッテン」と呼ばれています。

ライナー
ライナー
ニューライナー
ニューライナー

株式会社吉田について

母体となっている株式会社吉田は、1935年創立の鞄メーカーです。同社の製品は「吉田カバン」と呼ばれ親しまれています。

創業者の吉田吉蔵は若干29歳にして独立、神田に吉田鞄製作所を設立します。吉田吉蔵が作るカバンは「丈夫で使いやすい」とその評判を徐々に広めていきました。婚約前の美智子さまが、テニスに出かけるときに吉田カバンを愛用されていたことでも有名な鞄メーカーです。

会社の社是となっている「一針入魂」は、創業者の吉田吉蔵が掲げていた精神で、カバン作りに対して一切の妥協を許さないという姿勢を窺い知ることができます。

基本情報

ブランド ラゲッジレーベル
発祥国 日本
会社(商標等) 株式会社吉田
創業・設立 1935年
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ラゲッジレーベル製リュック・バッグの特徴

ラゲッジレーベル製バッグの特徴や、選び方のポイントなどについて。

全ての製品を国内生産

吉田カバン(株式会社吉田)では、日本国内にいる職人ひとりひとりの技術を活かし、「国内生産で高品質」を創業以来のこだわりとして持っています。

ライナー、ニューライナーが圧倒的人気を誇る

吉田カバンの人気ブランド「ポーター」は、常時1000点を超えるアイテムを展開し、様々なシリーズを取り扱っています。一方、ラゲッジレーベルではライナー、ニューライナーが圧倒的人気を誇るシリーズとなっており、これらがメインコンテンツといえるほどです。

ライナー
ライナー
ニューライナー
ニューライナー

ライナーとニューライナーの違い

ライナー ニューライナー
コンセプト ミリタリー ミリタリー
素材 レーヨンキャンバス
(PVC加工)
高密度ナイロンメッシュ
(PVC加工)
価格 標準的 相対的にやや高価
愛称 赤バッテン 青バッテン

外観デザインの差はあまりありませんが、基調色はライナーの方がよりミリタリーテイストが強く感じます。

ライナー カーキ色

カーキ色に赤バッテンは、ミリタリー感がよく表現されていると思います。

素材やパーツにこだわった高級ライン

ラゲッジレーベルでは、ミリタリーテイストの「ライナー」「ニューライナー」のほか、厳選された牛ステア(ブラックレザー)を用いた「ライナーレザー」「エレメント」などの高品質バッグを展開しています。

エレメント デイパック
エレメント デイパック

これらブランドのコンセプトは、「丈夫さや機能性はそのままに、素材・パーツを妥協することなくオリジナリティを追求し、よりディテールにこだわった鞄作り」だといいます。

写真の「エレメント」シリーズでは、表革の牛ステアに鞣しの段階でスコッチガードの薬品を含ませ、撥水・撥油性を高めた革となっています。

金具は艶を落とした黒ニッケル仕上げにするなど、素材・パーツのひとつひとつにこだわりを感じます。

ラゲッジレーベルの売れ筋・人気モデル

ラゲッジレーベルは、主にメンズをターゲットとした武骨でクールなデザインのバッグが多い。圧倒的な人気を誇るのは「ライナー」「ニューライナー」です。ビジネスリュック・旅行リュックでは、ブラックレザーでクールに仕上がった「エレメント デイパック」がおすすめ。

ビジネスリュック・旅行リュック(メンズ向け)

エレメント デイパック
エレメント デイパック
ブランド ラゲッジレーベル
タイプ リュック
ファイルサイズ B4
PCサイズ 15型
機内持込
スーツケース上
サイズ数 1種類

ブラックレザーや輝きを抑えたパーツ類、グレーの裏地の組み合わせが人工的な雰囲気を放つシリーズ。ブランドの象徴的なテーマといえるミリタリーをモチーフに取り入れている。表革(牛ステア)は、鞣しの段階でスコッチガードの薬品を含ませた撥水・撥油性に優れる革。クロームで鞣して顔料で仕上げることで、革素材の本来のイメージからは遠い無機質な素材感を表現。ビジネス・普段使いでもクールに仕上がります。

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内装。
ノートPCを収納可能。
背面。

ショルダーバッグ・トートバッグ他

ライナー
ライナー
ブランド ラゲッジレーベル
タイプ
ファイルサイズ
PCサイズ
機内持込
スーツケース上
サイズ数 数種類

1984年の発表以来「赤バッテン」の愛称で親しまれてきた、ブランドを代表する人気シリーズ。当時としてはまだ珍しいミリタリーテイストをバッグのデザインに取り入れたデザインが特徴。ショルダーバッグ・トートバッグ・リュックサック・ポーチ・財布など、様々なモデルがある。

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ニューライナー
ニューライナー
ブランド ラゲッジレーベル
タイプ
ファイルサイズ
PCサイズ
機内持込
スーツケース上
サイズ数 数種類

人気シリーズ「ライナー」の基本コンセプトであるミリタリーテイストを踏襲しつつ、素材をレーヨンキャンバスから高密度ナイロンメッシュに変更した「ニューライナー」。「ライナー」が「赤バッテン」と呼ばれるのに対し、「ニューライナー」は「青バッテン」と呼ばれる。ショルダーバッグ・トートバッグ・リュックサック・ポーチ・財布など、様々なモデルがある。ライナーよりも価格が高く、また高密度ナイロンメッシュは耐久性・耐水性の面でも優れる。

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  • 詳細スペックに関しては正確な記載を心掛けていますが、万が一記載間違いがある可能性もあるため、購入先ショップでもう一度確認するようにしてください。

ラゲッジレーベルのスーツケース・キャリーバッグ(現在は非生産?)

ラゲッジレーベルではハードタイプのスーツケースは取り扱っていないため、購入する場合にはソフトタイプのキャリーケースが主体となります。また取り扱っているキャリーケースの種類自体も少ないため、「モデルを選んで購入する」ということが難しいかもしれません。定番モデルは1996年の登場以来、ロングセラー商品となっている「TREK(トレック)」です。TREKは、旅行用財布やポーチなど小物類から多機能バッグなど、キャリーケース以外のアイテムも豊富に揃ったトータルシリーズになります。

ソフトタイプ

TREK(トレック)
TREK(トレック)

1996年の登場以来、ロングセラー商品となっているTREK(トレック)。23ℓ,36ℓモデルの2つがある。高さと幅があり、大きな荷物を搬入するのに適しています。若干重たいのが難。

主な機能
  • ナイロンツイル(PVC加工)一部綿ボンディング
  • ファスナー式
  • 2輪
  • キャリーハンドル

ポイントまとめ

  • ラゲッジレーベルの母体となる株式会社吉田(吉田カバン)では、すべての製品を国内生産することにこだわりを持っています。
  • ミリタリーテイストを取り入れた「ライナー」「ニューライナー」が圧倒的な人気を誇る。
  • 素材やパーツにこだわった高級ラインであり、品質を重視する方におすすめ。
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