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2023/11/15 更新

インナーフラットとアウターフラットの違い (スーツケース内装)

スーツケース購入の際、「インナーフラットだから買う」「インナーフラットだから買わない」なんて判断している人はあまり居ないかもしれません。
目次
  • インナーフラットとアウターフラットの違い、特徴など
  • インナーフラットの特徴
  • アウターフラットの特徴
  • どちらが良いのか

インナーフラットとアウターフラットの違い、特徴など

スーツケースを選んでいると「インナーフラット」「アウターフラット」という言葉を目にする機会があるかもしれません。これらの違いは「内装構造がフラット(平坦)か否か」という点になります。

スーツケースには伸縮式のキャリーハンドルが付属しています。この伸縮式キャリーハンドルは2本ないし1本のハンドルバーで構成されており、ハンドルバーが格納される部分には凹凸が生じます。この凹凸に仕切り板を添えて内装をフラット(平坦)にするか、凹凸をそのままにするかによって、内装構造に違いが生まれてくるのです。

  • インナーフラット・・・内部の凹凸なし
  • アウターフラット・・・内部の凹凸あり
スーツケース

インナーフラットの特徴

インナーフラット

インナーフラットは文字通り内装構造がフラット(平坦)な状態で、構造の違いから大きく2種類のタイプがあります。

  • ハンドルバー格納部分がスーツケース外側に出っ張っているタイプ。
  • ハンドルバー格納部分はスーツケース外側に出っ張っていないが、その代わり内部にハンドルバー格納部分が設けられており、それによって生じる凹凸に仕切り板を添えて内装をフラットにしているタイプ。(中敷きで無理やりフラットに)
特徴
  • 凹凸がないためパッキング(荷造り)がしやすい。
  • ハンドルバー格納部分がスーツケース外側に出っ張っているタイプの場合、出っ張りが邪魔になったり、ぶつけて破損する確率が上がる。
  • ハンドルバー格納部分の凹凸に仕切り板を添えているタイプの場合、仕切り板内部に空洞が生まれるため、その分収納スペースが小さくなる。

アウターフラットの特徴

アウターフラット

内装構造に凹凸がある状態。ハンドルバー格納部分を内部に設けることで、スーツケース外側に出っ張りが生じない(外側がフラット)。反面、内装にはハンドルバー格納部分の凹凸が生じます。

特徴
  • 凹凸があるためパッキング(荷造り)がしにくい。
  • ハンドルバー格納部分がスーツケース外側に出っ張ってなくスッキリしているため、邪魔に感じたりぶつけたりするリスクが減少する。
  • 内部に凹凸を隠す仕切り板がないため、インナーフラットよりも収納スペースが大きい。

どちらが良いのか

最近では「インナーフラット」「アウターフラット」という言葉自体はあまり目にしなくなったように思います。スーツケースの外観については、ハンドルバーが外側に出っ張っていないモデルをよく見かけます。つまり、ハンドルバー格納部分の凹凸に仕切り板を添えているタイプのインナーフラットか、アウターフラットかという選択になります。外観で判断することは難しく、内装を(剥がして)見てみないとインナーフラットかアウターフラットか分からないと思います。

内装が充実しているので、凸凹は気にならない
内装が充実しているので、凸凹は気にならない

どちらが良いのかについては個人差がありますが、私個人の意見としては収納スペースが大きいアウターフラットが良いのではと思います。内ポケットやベルトなど内装が充実している場合、アウターフラットでも気になりません。

要するに、そこまでスーツケース購入を左右するような問題でもないと個人的には思います。

スーツケース購入の際、「インナーフラットだから買う」「インナーフラットだから買わない」なんて判断している人はあまり居ないのではないでしょうか。

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