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2023/11/14 更新

リブ構造とは (スーツケース)

リブ構造とは、スーツケースに施す凹凸加工のことです。リブ構造の形状は各メーカーブランドによって異なるため、リブ構造の形状がメーカーブランドの代名詞にもなっている場合もあります。
目次
  • リブ構造
  • リブ構造を取り入れているスーツケース

リブ構造

リブ構造とは、構造物の強度を高めるために並べる補強板や骨組み、または凹凸だと思われます。建築用語として比較的用いられているようですが、そちらの分野はあまり詳しくないので突っ込んだ回答はできません。

リブ構造はスーツケース加工にもよく利用されており、リブ構造、リブ加工、グルーヴ加工なんて呼んだりします。

リブ構造

スーツケースの平坦なボディ部にあえて凹凸を加えることで、外部衝撃や歪みに対する耐久性を高めています。リブ構造の形状は各メーカーブランドによって異なるため、リブ構造の形状がメーカーブランドの代名詞になっている場合もあります。

リブ構造を取り入れているスーツケース

各メーカーブランドの有名なリブ構造、特徴的なリブ構造を紹介。

リモワの「グルーヴ加工」

世界的に有名なドイツの老舗ブランド。一目でリモワ製品と分かる平行ラインが施されています。「グルーヴ加工」とも呼ばれているこの凹凸は、航空機からヒントを得たとされます。

オリジナル (旧トパーズ)
オリジナル (旧トパーズ)

リモワ伝統のアルミニウム合金を用いた人気モデル。重量がありますが、クラシックスタイルを好む人にはオススメです。機動性に優れるマルチホイール、微調整ができる多段階調節ハンドル、TSAロック標準搭載。

主な機能
  • アルミニウム(合金)
  • フレーム式
  • 4輪
  • キャリーハンドル(多段階調節)
  • TSAロック

ゼロハリバートンの「ダブルリブ」

アポロ計画にも利用された歴史を持つ老舗ブランド。縦に施された2本のプレスラインは「ダブルリブ」と呼ばれ、ゼロハリバートンのブランドイメージにもなっています。

Classic Aluminum 3.0
Classic Aluminum 3.0

伝統のダブルリブ構造を踏襲したクラシックモデル。美しいアルミの質感も健在。アルミ素材なので価格は高価ですが、「ゼロハリバートンのダブルリブとアルミ素材」を体感するにはコレが一番です。

主な機能
  • アルミニウム
  • フレーム式
  • 4輪
  • キャリーハンドル(多段階調節)
  • TSAロック

サムソナイトの「クラムシェル」

世界1位のシェアを誇るアメリカの老舗ブランド。人気モデル「シーライト」には、貝殻状の独創的な凹凸が施されています。この流線形デザインもまた、サムソナイト製品を象徴するデザインとなっています。

シーライト
シーライト

人気のコスモライトシリーズ後継機。貝殻(シェル)の表面を模して作られたボディが象徴的。貝殻の持つ強度にインスパイアされ、曲線状のリブ加工が施されている。ボディ素材に特許技術「Curv®」を採用した超軽量スーツケース。機内持込用モデル「スピナー55」は驚異の2.1㎏。

主な機能
  • Curv®(ポリプロピレン層)
  • ファスナー式
  • 4輪
  • キャリーハンドル(多段階調節)
  • TSAロック
  • 容量拡張機能(スピナー55)
  • USBポート(スピナー55)

このようにリブ構造はスーツケース本体の強度を高める役割を担うだけでなく、そのメーカーブランドを象徴するデザインとして認知される重要な役割を果たしている場合もあります。

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