旅行用鞄の名称って沢山あって、どれが何を指しているのか良く分からなくなることがありますよね。呼び方によって意味も変わってくるので注意したいところです。
私も明確な定義は詳しくありませんが、意味や違いについてはおおよその分類をしています。日本で旅行鞄の名称として一番馴染みがあるのがスーツケース、キャリーバッグ辺りだと思います。恐らく言葉の定義として一番正解なのがトロリーケースだと思いますが、一般に馴染みがないしスーツケースの方が通じると思います。
スーツケースは、広義には車輪の付いた旅行ケース全般を指してもいい言葉だと思います。狭義にはハードタイプのスーツケースや、ビジネスマンが片手に提げて運ぶいわゆるトランクケースのような堅牢なバッグをイメージします。
キャリーケースというと、個人的にはソフトタイプのスーツケースをイメージする場合が多いですが、こちらもスーツケースと同じ意味に近いと捉えてよいです。
トロリーケースもスーツケースと似たような意味ですが、起源としてはトランク型スーツケースに車輪を付けたものを指す言葉として生まれました。本来の定義であれば、私たちが連想する車輪の付いた旅行ケースはトロリーケースということになりますが、あまり一般的な名称としては普及していません。
ラゲッジという言葉はアメリカでよく使われる印象があります。ラゲッジ≒トロリーケースな感じで捉えています。
堅い素材でできた堅牢な手提げ用カバンのこと。ビジネスマンが書類等を運ぶのに用いられます。アタッシェケースとも呼ぶようですが、アタッシュケースの方が日本人は発音しやすいと思います。
堅い素材でできた堅牢な手提げ用カバンのこと。アタッシュケースよりも大きく、主に旅行・機材運搬に用いられます。トランクケースに車輪の付いたトランクケース型トロリーケースもあります。(グローブ・トロッター製のものなど)
ジュラルミンケースという言葉は耳にしたことがあるかと思います。ジュラルミン = アルミニウム合金なので、アルミニウム合金製のアタッシュケースやアルミニウム合金製のトランクケースを指す言葉でよく用いられます。
個人的には、背中に背負えるソフトキャリーケースのイメージがあります。手に提げて使用するタイプもキャリーバッグという呼び方をしますね。
背中に背負うバックパックのイメージです。山岳や極地でも耐えれるよう頑丈な造り。アウトドア用バッグで車輪の付いているキャリーバッグのようなタイプもありますが、一般には車輪の付いていないリュックのような形状をイメージするかと思います。
底が長方形の手提げバッグ。革製で持ち手が2本あり、旅行用によく用いられる。名前の由来は「ボストン大学の学生が使っていたから」らしい。
尚、これらの呼び方及び意味の違いに関しては、事実に加え個人的主観による部分も含まれます。正式な意味を保証している訳ではないのでご了承ください。