製品名に振られている「55」などの数字は、スーツケースの高さを表す
知っているとちょっと便利なマメ知識。
- 製品名に振られている数字の意味
- スーツケースのサイズを表す単位
- 製品名にわざわざ数字を添える理由
2023/06/10 更新
製品名に振られている数字の意味
スーツケースには製品名の後ろに「55」であったり、「27」といった数字が振られていることがありますが、これらはスーツケースの高さを表しています。これを知っておくとちょっと便利なので紹介しますね。
具体例
サムソナイトの人気モデル「シーライト スピナー55」。「55」の部分は高さ55(㎝)を表しています。
シーライト スピナー55
容量 |
36/42(ℓ) |
重量 |
2.1(㎏) |
外寸(高×幅×奥) |
55×40×20/23(㎝) |
外寸合計 |
115/118(㎝) |
「コスモライト」の後継機。機内持込サイズ。重量は2.1(㎏)と非常に軽量。貝殻(シェル)ボディと特許技術「Curv®」を使用し、軽量性と優れた耐久性を持つ。容量拡張(エキスパンダブル)機能付き。
主な機能
- Curv®(ポリプロピレン層)
- ファスナー式
- 4輪
- キャリーハンドル(多段階調節)
- TSAロック
- 容量拡張(エキスパンダブル)機能
- USBポート
サムソナイト傘下のアメリカンツーリスターや、ビクトリノックスといったメーカーブランドも製品名に高さを添えて発表しています。
スーツケースのサイズを表す単位
大体は日本人にも馴染みのあるセンチメートル(㎝)で表されていますが、中にはインチ(in)で表されている場合もあります。ちなみに1インチ=2.54センチメートルとして換算されます。
製品名にわざわざ数字を添える理由
数字はスーツケースの高さを表していますが、高さが一目で分かる理由には以下のメリットがあると考えられます。
- 外寸(高さ、幅、奥行き)の中で一番大きくなる数字を明記することで、おおよそのスーツケースサイズを想像することができる。
- 機内持ち込みサイズの高さ(55㎝)を意識しやすい。例えば「シーライト スピナー55」は機内持ち込みサイズの高さ規定をクリアしており、機内持ち込みサイズ対応と連想することができる。
これらは私の推測に過ぎませんが、「高さ」が一目で分かる製品名になっていれば便利な場合が多いんでしょうね。
以上! 知っているとちょっと便利なマメ知識でした。